01/資格を取る
理容師・美容師になるためには、理容師方・美容師法に規定された理容師・美容師養成施設(厚生労働大臣または、都道府県知事指定の理容美容専門学校など)を卒業して理容師・美容師国家試験に合格し、美容師免許を取得しなければなりません。理容師・美容師国家試験は、「筆記試験」と「実技試験」で構成されており、両方に合格すると理容師・美容師免許を取得する事ができます。試験は毎年2月と8月に行われ、多くの学生は在学中の2月に受験しますが、不合格となった場合は翌年に再度受験します。
02/美容師になるための学校の種類
理容師・美容師国家試験の受験資格を得るためには、厚生労働大臣または都道府県知事指定の理容師・美容師養施設(理容・美容学校)を卒業している事が条件となります。理容師・美容師になる為に必要な理容師・美容師国家試験の受験資格は理容・美容学校の卒業が条件です。
専門学校昼間課程
通常の全日制の学校と同じ時間帯に授業が行われます。必修や実技の授業以外にも、選択して学べる科目が多様化しています。また、昼間過程の場合は2年以上の就学で国家試験の受験資格が得られます。
専門学校夜間課程
夕方、または夜から授業が始まる課程です。こちらも2 年以上の就学期間で国家試験の受験資格が与えられます。昼間に仕事やアルバイトをしていて、夕方からでないと学校に通えない社会人、フリーターなどが多いとされています。
専門学校通信課程(ハンサム推奨)
日本理容美容教育センタ―が行う通信レポート提出と、各学校が行うスクーリングという面接授業に出席する課程。こちらは3 年以上の就学で国家試験を受験できます。年に数回しか学校に通わないため、昼間や夜間の学校よりも長めの期間が必要ですが学費が圧倒的に安いため、昼間課程で他の学科を学びながら通信も学ぶというWスクールや、理容室美容室で見習いとして働きながら通う人も多いです。
高等専修学校(高等課程)
高等学校卒業と同等資格を取得でき、美容師国家資格の取得も目指せるのがこの課程です。中卒者または高校中退者も入学が可能です。卒業までの期間は2年から3年、昼間もあれば夜間もあります。高等課程の認可を受けている美容学校の場合は、美容師養成施設としての教科のほかに一般の高校生が勉強する教科も学びます。早く美容師として働きたい人に向いているコースです。